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神奈川・定時制高校志願者急増 

神奈川県の高校入試で定時制の志願者が大幅増となり、
このままでは後期試験で大量に不合格者が出てしまうことになり、
県教委は急遽特例による定員増で救済するという事態になりました。
●参考ニュース記事(カナロコ)

定時制といえば、昼間に働き、夜間に学ぶ苦学生というイメージを持っている人も多いと思います。
昭和50年代まではそういう苦学生が多く存在しましたが、現在はクラスに一人いるかどうかです。そういう意味での定時制の役割りは20年前に終えたといってよいでしょう。
最近は不登校や中途退学生の受け皿になったり、学力がなく私立の底辺校に通うのも経済的に困難という生徒に教育の機会を与える役割りを担っています。
全国的に夜間は削減傾向ですが、昼間(午後)の定時制が増える傾向にあります。
本年度入試で定時制志願者が増加した原因はいくつか考えられます。
マスコミ等では格差社会の影響が指摘されています。
従来、公立の全日制の滑り止めとしては 私立のいわゆる底辺校が受け皿になってましたが、経済的に苦しい家庭が増えたことにより、私立に通わせることができず、仕方なく公立の定時制を受験せざるを得ないというものです。
確かに格差社会の影響も徐々に見えてきてはいますが、低所得者が今年急増したわけではありません。

一番大きな原因はここ数年で全日制を急激に統廃合したことでしょう。
少子化と財政再建の名の下に全日制は統廃合、定時制は廃校・廃課が進んでいます。
しかし 少子化とはいえ、ここのところ受験生は微増傾向です。
全日制と定時制の試験日程をずらしたことも影響したと思います。
とにかく定員を臨時に微調整したところで根本的解決にはなりません。

定員を読み間違えたことについて、県教委は受験生の志向の変化をあげています。
確かに志向の変化もありますが、
それは徐々に変化しているもので今年が顕著であるとも思えません。
例えば(数年前のアンケートで)定時制を選んだ理由として、
「朝ゆっくり眠れるから・・」というのがけっこうあったんです。
そうした生徒の本音も調査して、どのようなニーズがあり、どこまで公立校が受け入れるべきなのか入試方法も含めて早急に対策ととらなければなりません。

入試方法にも、調査書に絶対評価を導入したことにより、成績バブルが発生し、学校間格差による不公平も指摘されています。
相対評価でも地域性による学校間格差は存在しましたが、絶対評価ではその格差が非常に激しくなっています。学校格差というか教師間格差という面も大きいと思います。相対評価で2とか3の生徒に4とか5を乱発しており、事実上3~5の3段階評価になっているケースが多いのです。基準は到達度とはいえ、5段階の比率が決まってないとなると、悪い評定はつけにくいのです。父兄や生徒に迎合して好成績ばかりつける教師がいるのです。管理職がしっかりしている学校(正しい評定をする)では他に比べて辛い学校となってしまい入試で不利になります。

これでは調査書は信用できませんので、学力試験に比重を置かなければ公平になりません。私立では殆どが学力試験に重点を置いています。
知識偏重教育という批判から絶対評価が生まれたし、入試も調査書重視になったわけなのに、なんだか変な方向になりつつあります。
結局は元の学力試験での一発勝負が最も公平ということになるのかな?

「15の春を泣かせない」というスローガンは結構ですが、
教委が泣かしていたのでは話になりません。
また生徒も泣かないだけの努力をしなければなりません。
その努力が公平に評価される制度でなければなりません。

とにかく、定時制は望んで(割り切って)選ぶ生徒もいれば、
不本意ながら仕方なく・・という生徒も多数おります。
いずれにしても定時制に通うことになったのも縁ですから、
しっかり学んでいただきたいと思います。
定時制も悪くはないですよ!

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